コーポレートカードとは?
法人や個人事業主を対象にしたクレジットカードをコーポレートカードと呼んでいます。個人向けのクレジットカードと大きく違う点はありませんが、個人カードの家族カードに相当する子カードを多く発行する点に特徴があります。ガソリンスタンド用のコーポレートカードでは保有する車両台数分の子カードが発行できます。これによって車両の経費を個別に管理することが可能となるのです。コーポレートカードでは経費の管理や支払にかかる事務を軽減するメリットもあります。支払口座はひとつですが子カード別に利用明細が把握できるため個別管理が可能となります。クレジットカード会社によっては各種データを利用することができるので、分析によって経費の節減に結びつけることもできます。
コーポレートカードでは法人の申込が主体となりますが、基本的には代表者が個人保証する事が求められます。しかし上場企業などのように安定していると判断される場合には個人保証は省略されることもあります。代表者の保証はクレジットカード会社のリスク回避をするために行う保全の一種で、必須ではありませんが拒否すればカード発行が行われないこともあります。